日本代表W杯最終予選オマーン戦 予習 海外所属若手4選手の現在地【久保・堂安・板倉・中山】

9/2より、2022年カタールW杯出場を決める予選大会がいよいよ始まります。

オマーン戦にリストアップされている22選手のうち、海外で活躍する24歳以下の4選手のクラブでの現状をお伝えします。

◇久保建英 (20, マジョルカ-レアル・マドリードからの1年ローン)

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オリンピックでは6試合に出場し、3ゴール1アシストと期待に応えました。

全試合先発出場し、ゴールランキングでも出場選手全体で3位と素晴らしい結果を残しました。

クラブチームでは20歳と未だ若いながら、現在2勝1分で6位と昇格チームながら好調なチームをけん引する存在で、直近2試合ではスタメン起用されています。

韓国代表イ・ガンイン選手(20)のバレンシアからマジョルカへの完全移籍が発表されましたが、二人ともトップ下や右WGに適正のある選手です。

また、アメリカ代表FWマシュー・ホッペ選手(20)のシャルケ04からマジョルカ完全移籍も発表されました。

CFWにはU-21スペイン代表のフェル・ニーニョ選手(20)がいますが、ホッペ選手も2025年迄の契約のため今後必ず出場機会があるでしょう。

今季の移籍でチームが大きく若返ったマジョルカで、同い年のヤングスター4人の共闘する姿が見られるのが楽しみです。

市場価値も1500万ユーロと日本人選手で3番目に高く、若いながらもラリーガで奮闘する久保選手に市場は大きな関心を寄せています。

◇堂安律 (23, PSV-2024年6月迄の契約)

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昨季は、PSVからブンデスリーガ1部ビーレフェルトへローン移籍し、34試合出場5ゴール3アシストでチームトップタイのゴール数でした。

チームは堂安選手の完全移籍での獲得を目指しましたが、PSVの要求額を用意できずPSVへレンタルバックしました。

今夏の移籍市場で、堂安選手自身ブンデスリーガへの移籍を希望しましたが、PSVの要求額に応えられるクラブがなく、今季はPSVへの残留が決まっています。

現在PSVでの3試合ではベンチ入りしていますが、未だ出場はなく、チームも全勝で1位と好調なため、チャンスを得るまで少し時間がかかりそうです。

イングランドのアンダー代表のノニ・マドゥエケ選手(19)、ベルギーのアンダー代表のヨルベ・フェルテッセン選手(20)やポルトガル代表のアルミンド・トゥエ・ナ・バンニャ選手(26)等が同ポジションのライバルです。

PSVはヨーロッパ強豪の若手選手が多い為、スタメン入りはかなり難しいですが、是非チャンスをつかんで欲しいです。

◇板倉滉 (24, シャルケ04-マンチェスターシティからの1年ローン)

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契約発表から10日後の8/29のデュッセルドルフとの一戦で、CBとして先発出場を果たしました。

ローン移籍で、契約発表から間もないにも関わらず、先発出場を果たしたため、監督の期待も大きいことが分かります。

1963年のブンデスリーガ創立から6度しか2部に落ちていない、名門チームです。

ドルトムントとシャルケのスタジアムは33kmしか離れておらず、ルール地方の2チームの対戦はルールダービーと言われ、両チームサポーターが熱狂します。

チームは5試合を終え現在9位です、ブレーメン・バダーボルン・デュッセルドルフ等が立ちはだかるかと思いますが、是非昇格に貢献し、ルールダービーの熱狂を味わってほしいです。

代表での活躍と共に、市場価値は右肩上がりで現在の市場価値は350万ユーロ上昇しています。

※本日、板倉選手が怪我のため離脱し、G大阪DFの昌子源が追加招集されたと発表がありました

 板倉選手の怪我の治療が長引かないよう、祈っています

◇中山雄太 (24, ズウォレ 2022夏迄の契約)

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2019年1月に柏レイソルからズウォレへ完全移籍してから約50試合に出場しており、起用ポジションは様々ですが、先発に定着しています。

CBや左SB、ボランチ等色々なポジションで起用され、複数のポジションを担うことが出来るユーティリティプレイヤーです。

クラブはここ3年間で10位以下の下位に沈んでいます。

代表には2019年から選出されており、代表での活躍と共に、より大きなクラブへの移籍を期待しています。

まずは今季の1部残留への貢献を期待しています。

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