今回は日本にもルーツのある海外育ちのハーフ選手3名を紹介します。
・スペイン3部UEコルネジャ所属の下部組織タルハニ存哉(アリヤ)選手
・オーストラリア1部セントラルコースト・マリナーズFCサイ・ゴダード選手
◇タルハニ存哉(アリヤ)
タルハニ存哉が、プレシーズンのカップ戦の決勝でエスパニョールと戦ってた。#タルハニ存哉 #エスパニョール pic.twitter.com/YUdlrcucFJ
— ソッケルー (@94Aukf) August 25, 2021
イラン人の父と日本人の母を持つハーフ選手で、U-15日本代表にも選ばれているMFです。
2011年のバルサアカデミーのキャンプで、MVPを獲得しています。
同キャンプは、2009年に久保建英選手が参加しバルセロナ下部組織への入団のきっかけになったことで有名です。
バルセロナキャンプの主催者は、ポジショニングが優れていて、セスク・ファブレガスのようなプレースタイルと評価しています。
幼い頃に足元のテクニックが上手い選手は、体の成長と共に違和感を覚え壁にぶつかることが多いですが、タルハニ選手のようにインテリジェンスの高い選手は順調に成長を続けられそうです。
2013年にエスパニョールの下部組織に入団したのち、2015年からバルセロナに本拠地のあるスペイン3部UEコルネジャの下部組織に移籍しました。
2021の情報はあまりないのですが、現在もスペイン3部UEコルネジャの下部組織、フベニールB(U-18)のメンバーだと推測されます。
↓以下コルネジャの公式ページの前方左から2人目?
◇アペルカンプ真大 (シンタ)
#MondayMotivation
代表ウィークでしっかりと調整をして次節は絶対勝利💪🏻#フォルトゥナ | 🔴⚪️ | #田中碧 | #アペルカンプ pic.twitter.com/DTHJXOKCcJ— フォルトゥナ ・デュッセルドルフ (@F95_jp) August 30, 2021
ドイツ人の父、日本人の母を持つ東京都出身のアペルカンプ選手、ドイツ2部のデュッセルドルフで田中選手と共にプレーしており、既に日本でも知られている選手です。
最近では、2021年8月27日にはU-21ドイツ代表の10番に選ばれました。 (U-18日本代表に選ばれたこともあります)
15歳で、三菱養和からデュッセルドルフの下部組織に移籍し、2020年9月にトップチームでプロデビューしました。
20-21シーズンは21試合に出場し6ゴールといきなり活躍を見せます。
ボランチ、トップ下の他、ウィングやサイドバックでもプレーできる万能さも魅力で、ペナルティエリア付近での落ち着きとシュートセンスの高さも素晴らしいです。
その活躍から、移籍金も右肩上がりで現在は180万€です。
最近では、ドイツ1部のフランクフルトとの移籍の噂もあり、非常に将来有望な選手です。
未だ日本、ドイツ共にフル代表には選ばれていないため、日本代表に招集するチャンスはありますが、どちらの代表にも入れるだけの力はあります。
本人次第ですが、是非日本代表を選んでほしいと思います。
◇サイ・ゴダード
Cy Goddard (@bncalcio, rp de son prêt à @MumbaiCityFC en 05/2021) -> @CCMariners (saison 2021) pic.twitter.com/AzJF5Jgsda
— 🇫🇷⭐championsdumonde⭐🇫🇷 (@blazers_on_fire) August 20, 2021
父親がイギリス人、母親が日本人の日英ハーフの1997年生まれで、ポジションは2列目か3列目のMFです。
幼少期からプレミアリーグのトッテナムユースに所属し、イギリスで育ちました。
その後、イタリア2部⇒キプロスリーグ⇒インドリーグ⇒オーストラリアリーグと世界を渡り歩いており、U-18日本代表にも選ばれました。
現在所属している、セントラルコースト・マリナーズFCはリーグの設立当初から存在するチームで、発足以来1度総合優勝の経験もあります。
日本・英国の両方の国籍の選択が可能でしたが、本人は日本代表入りを希望し日本国籍を選びました。
2014年にはアジアチャンピオンズリーグでウェスタンシドニーが優勝を果たしましたが、Jリーグよりはプレー強度は下がるかと思います。
細かいドリブルと強烈なシュートが持ち味の同選手を今後Jリーグや欧州主要リーグでも見れる機会があるのか、今後が楽しみです。
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