
菅原選手は、エールディビジ第7節、ゴーアヘッド戦に4-2-3-1の右サイドバックで先発フル出場を果たし、2アシストでチームに大きく貢献しました。
アシストの場面のクロスの精度は非常に高く、当たり負けしない守備力やボール奪取、パス配給も素晴らしいものがあります。
代表でも間違いなく活躍できるだけの力を着実につけている印象で、今の得点力不足の代表に必要な選手だと思います。
【試合展開】
両チーム4-2-3-1で試合開始、菅原選手は右SBで先発出場。
試合開始早々、前半3分に菅原選手のボール奪取から前線のFWパヴリディス選手へパスを送り、更に左サイドハーフのカールソン選手へパスが渡り、これを冷静に決めました。
攻撃の手を緩めないAZは、前半28分オーバーラップした菅原選手にパスが渡ると、菅原選手からゴール前のダニ選手へ素晴らしいクロスが上げられ、これがヘッドで決まりリードを2点に広げました。
後半78分迄、2-0でスコアは動きませんがAZのパスは良く繋がり得点の匂いのするシーンが随所に見られます。
79分、左サイドハーフのカールソン選手がドリブルでゴール前へかけ上がり、相手GKのファールを誘い、これがPKとなり彼自身がPKを決めました。
85分、右サイドの自陣の深い位置でボールを奪取した菅原選手は1トップへ交代で入ったばかりのアブカウ選手にロングボールを供給し、これを独走し落ち着いて決めました。
90分、更にカールソン選手がキーパーの逆をつくロングシュートでこの日2得点目を決めました。
↓AZ得点シーン:①菅原選手起点(1:54~)、②菅原選手アシスト(4:18~)、➂PKゲット・PK(9:24~)、④菅原選手ボール奪取+アシスト(10:12~)、⑤タイアニ選手ミドルシュート
◇統計サイトの評価
菅原選手はSofascoredでは9.2ポイントで、この試合2得点のカールソン選手を抑えマン・オブザマッチに選ばれており、Whoscoredでも9.5ポイントチーム同率1位に輝いています。
ここまでの高評価になった理由は、やはり2アシストにありますが他の数値でもパス成功率85%、空中戦を除く競り合いで10中8回勝利しています。
攻撃面、守備面で共に躍動した結果になり21歳にして、選手としての完成度は本当に素晴らしいと思います。
7節時点での1試合平均評価も、Sofascoreではチーム2位の7.40ポイントと非常に高い評価です。
◇まとめ
7節でチームは2勝目を手にし12位に浮上しました。
昨シーズンも3位と上位が定位置になっているAZが、今季これまで得点力不足に悩まされていました。
7節の攻撃陣の活躍を機に、これから巻き返せるか、また明らかに攻撃面のキーマンになっている菅原選手の活躍が楽しみです。
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