
本ブログでは、海外に渡っている選手達の活躍を届けるべく、記事を書いてきました。
今回は番外編として、次に海外に渡るであろう、Jリーグの有望な若手選手を予想し、特集します!
今回は10代、20代前半でJ1クラブのメンバーとなった選手の中で、特に活躍している有望な4選手をご紹介します。
〇荒木遼太郎選手(19,FW・トップ下-鹿島アントラーズ)
U-20日本代表にも選ばれた鹿島アントラーズの攻撃の要で、J1のパリ五輪世代で今季ゴール数が最多です。
2021年シーズンの得点数はリーグ9位の9得点、アシスト数はリーグ3位の6アシスト(9/24時点)と、19歳の若さで攻撃面で結果を出しています。
2020年はリーグ戦2ゴールでしたが、今シーズン大きく躍進しています。
同じように高卒の18歳にして名古屋グランパスでJ1デビューした本田圭佑選手は、在籍した3年間で90試合に出場し、11ゴール16アシストという結果を残しました。
荒木選手は昨シーズンから計54試合11ゴール8アシストという記録で、かつての本田選手の記録に迫っています。(2021年9月時点)
本田選手はその後21歳で当時オランダ1部のVVVフェンロ(当時1部の下位、翌年降格)へ完全移籍しました。
この年に優勝し、CLに出場したPSCはグループリーグ敗退していますので、オランダリーグは今と変わらないレベルかと思います。
荒木選手も早ければ、来年、ポルトガルやオランダ、ベルギー等のステップアップリーグの中~下位クラブへ移籍するのではないかと予想します。
スイスの『スポーツ研究国際センター(CIES)』が8/23に発表した10代の有望な選手100選では、53位に選ばれ、なんとバイエルン所属のジャマール・ムシアラ選手よりも上の位置づけになっています。
海外クラブのスカウトが既に目をつけていることは、疑いの余地はありません。
↓荒木選手のプレー集
〇田中聡選手(19,ボランチ-湘南ベルマーレ)
田中選手は2020年7月に、17歳にして湘南ベルマーレでJ1試合初出場を果たしました。
現在はボランチで、19歳にして湘南のスタメンに定着しています。
アンダー世代で継続的に代表に招集されており、U-17W杯では優勝候補のオランダ相手に
インターセプトの多さに特徴があり、1試合平均0.4回のインターセプトでリーグ9位です。
フィジカルも強く、ボール奪取もうまいため、遠藤航の再来との声が高いです。
遠藤選手は9歳離れているため、是非代表で後釜を務めてほしい選手です。
↓田中選手のプレー集
〇藤田譲瑠チマ選手(19,右SH-徳島ヴォルティス)
東京ヴェルディユース所属の藤田選手はナイジェリア人の父と日本人の母から生まれたハーフ選手です。
2019年8月にJ2東京ヴェルディへのトップチーム昇格を果たしました。
2021年1月にはJ2での活躍が認められ、J1徳島ヴォルティスに完全移籍し、ボランチや右SHでベンチとスタメンを行き来しています。
1試合のインターセプト数が多く、平均0.2回でリーグ51位です。
172cm70kgと体格は小柄ながら、ポジショニングがよくボール奪取が上手く、パスセンスも高い選手です。
複数のポジションが出来るポリバレントな選手で、U-24の親善試合にも召集されました。
↓藤田選手のプレー集
〇大畑歩夢選手(20,左SB-サガン鳥栖)
大畑選手はサガン鳥栖ユース出身で、2020年にトップチームに昇格しました。
現在はサガン鳥栖の左SBで先発を続けています。
1試合のインターセプトやタックルの数が多く、守備面で諦めない気持ちの強さがプレーに見て取れます。
今季アシスト数は1にとどまっており、今後は攻撃面での貢献が課題かと思います。
過去のインタビューでは、いつか海外でプレーをしたいと答えていて、マルセロ選手を理想のSBとしてあげています。
チームも2021年9月25日現在、6位と好調で今季の躍進に貢献しています。
↓大畑選手の良プレー
〇補足
サガン鳥栖には同じポジションにU-24日本代表にも選ばれた中野伸哉選手(18)がいます。
中野選手も各年代別代表に選ばれ続けている非常に有望な若手のため、クラブ内でレベルの高いスタメン争いが繰り広げられています。
↓中野選手のプレー集
コメント